ひとおもい

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蟲ノ目

2014年ゲームレビュー目標 7/12

12.3時間。
伝奇物×異能バトルロイヤル×微百合
こういうのいいわー。大好きだわー。

あらすじ的な紹介は公式に任せる。トレーラーが割とよくまとまってるので。


正直未プレイならネタバレ見ずにやった方が楽しいよ。もう演出とか全部ネタバレしちゃってるよ。

蟲ノ目(第一章~第四章セット)




1.総評

身も蓋もなく言ってしまえばFate×ひぐらし。
ループもの。主人公の蟲である「蜻蛉(とんぼ)」を使って、物語を色々な視点で見ていって、情報を集めて、最終的な解決に至る。さらに過去にも同様のバトルロイヤルが開催されており、その参加者がラスボスとか、どうみてもF(ry

でもいいんだよ!登場人物も能力も言い回しもかっこいいんだよ!中二心をくすぐられるんだよ!2章の覚醒シーン最高!
あと、色々な愛の物語とも思う。主人公のにぃとさんちゃは言わずもがな、協会勢が特に歪んで愛し愛されてるなあという感じ。また過去編も。七々原さんマジ女神でお母さん。


2.ストーリー

1章…能力を発動させたばかりの主人公、二条久保(にぃ)が刑部村で行われる蟲毒に巻き込まれながら、親友を失ってしまう運命に抗うべく過去を飛び越える物語。概して守ることに長けており、擬似的な不死者までいた蟲毒参加者だったが、一人を除いて全員死亡してしまう。

2章…強くてニューゲーム+1章の答え合わせ。過去に戻ったにぃが、1周目と行動を変えながら裏で何が起こっていたのかを明らかにする物語。しかしながら運命を変えることができず、にぃは能力のアップグレードを経て3周目に挑む。1周目で生き残った者も含め、やっぱり全員死亡。

3章…過去の蟲毒の情報開示と、ラスボス登場。最悪のメタ能力、世界の結果を固定して原因を強制的に変化させる【適応】(デフラグ)を無制限に使える。蟲毒参加者が協力しあってラスボスを倒そうとするが、「全員死亡」という運命を固定されて負ける。にぃはメタ能力で過去に戻ってやり直そうとするが…ラスボス強すぎ、どうするんだこれ状態。これで4章を待たされた人たちはけっこう悶々としたんじゃないかなあ。

4章…皆で協力してラスボスを倒す物語。にぃとラスボスのメタ能力を封印し、さらに全員の能力をアップグレードさせて勝利!全員生存!大団円!勝利条件がラスボスの「殺害」ではなく「戦意喪失」だったのは、ラスボスの能力を考えればそこに落ち着くよなあとの印象。ラスボスを倒すだけなので、日程自体は2日目で終わり、物語の1/3はキャラクターの過去話に割かれる。


3.キャラクター

にぃとさんちゃは結婚しろ。てか結婚してた。
八木沢に百足がついた経緯を知った上で、1・2周目で、八木沢の死を不問にした六斉堂の心中を察すると…。少なくとも百足は回収したくなるのは当然やな。
五百雀ちゃんは4章で見せ場があってよかったね!。3章では何もできずに死んじゃったけどね!作中でもあったけど、今回の蟲毒の参加者が異様に強すぎるんだよ…。普通にやってたら蟷螂は強いよ…。


4.ビジュアル

まるっとしたロリ系の絵柄でかわいい。アニメ調?グラデーションとかはかかってない。こういうのは癒やされる。にぃとさんちゃの浴衣姿がマジでかわいい。全裸もあるよ!
衣装の露出が少ないのもいいなあ。さんちゃは3章クライマックスの衣装とか、もうちょっと自重せよ。背景は実写使ってたけど違和感なかった。


5.演出

カットインとか、画面効果とか、音楽の強弱とか、ちゃんと考えて作られてる。ノベルゲーはこういう演出を楽しむものだもんね。演出なかったら小説でいいじゃんってなるし。演出ちゃんとやってるゲームは良い体験が得られる。
一番秀逸だった演出は3章の最後。ラスボスの圧倒的強さに「こらあかん」ってなって、にぃが過去に飛ぶシーン。蟲毒の結果(各人の生死)が表示されていき「やれやれ3章終わったか…。ラスボスどうやって勝ったらいいんだろうな」ってコントローラ置いてたらいきなりラスボスが割り込んでくるんだもんなあ。あれ怖かったわ。
選択肢が一切ないのも、ストレスフリーで良かった。共通ルートとかも無いしね。たるい部分がなくサクサク進む。


6.設定
蟲は「力」っていうか、技術として描写されていたような感じ。「旧世代」とか「ハードディスク」とか「アーカイブ」とか。何となくPC界隈の用語がよく転用されていた印象。
面白いのは、主人公には一切の攻撃能力がなく、また主人公(と八月一日(ほづみ))の非戦闘系能力がないと詰んでいるということ。情報の収集と共有が一番大事ってことなんかねえ。
能力の強弱においては、「多い」=「強い」という認識で良い。たいてい、みんな何かを多数・大量に展開できる。当てはまらないのは百足と芋虫と蟷螂くらいかねえ。
1周目で、五百雀が公社に謁見した時に三荊は今と同じ姿だったってあったと思うけど、双子の姉妹設定ならにぃとさんちゃは同じ年令なのでは。ツインズであることを許されていないから、元々年齢は一致していないのだろうか。
また、九が1周目で「生まれた時からさんちゃとにぃの付き人」って言ってたと思うんだけど、九はどの時点でにぃの存在を知ったのだろうか。4章で過去編を見た感じだと、高校に上がった時点が初対面のように感じるけど。
ミラーハウスに一切の制約・デメリットが無いのはチートすぎるよなあ。だからこそラスボスたりえたのだとも言えるけど。
八木沢の幻とか回収していない伏線も見受けられるけど、まあ些細な問題か。伏線を完璧に回収する/できるのはお朱門ちゃんくらいだと思ってる。


7.音楽
良い音楽が多い。にぃのテーマは1章・2章のクライマックスを盛り上げてたし、三尸のテーマも戦闘はないのに戦闘的で好き。ゲーム内でも音楽室的なものは無いしなあ。サントラ無いんだろうか。熱望します。あったら買います。
誰が作ってるんだろう。拾ってきた音楽とは思えないほどマッチしている。
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by konnkounohoukou | 2014-06-15 23:19 | ゲーム | Comments(0)