ひとおもい

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シュヴァルツェスマーケン

2016年アニメレビュー目標 2/12
http://schwarzesmarken-anime.jp/

マブラヴオルタナティブのスピンオフ。極上の人物・ロボット作画と内ゲバを見せてくれる。見るのは疲れるけど満足感が高い。





1.総評

地球外生命体BETAから祖国東ドイツを守るために戦いながら、東ドイツ内で内戦する物語。軍と秘密警察シュタージとで主導権争いをしていて、なんとシュタージのほうがクーデターを成功させてしまう。しかし主人公テオドールたち東ドイツ最強部隊666中隊はシュタージに対して再度反乱を起こし、首領ベアトリクスを撃破、ついでにベルリンの壁は取り払われ、東西ドイツは統一されるのであった。
シュヴァルツェスマーケンを見ていると、日本軍は陸軍と海軍とで喧嘩する合間に戦争をしていたっていう冗談を思い出す。ベルリンが目視できるくらいの場所までBETAの大軍団が迫っているのに内戦のほうが優先度が高いとは。混乱に乗じたシュタージのクーデターというのは解るけどねえ。


2.キャラクター

途中参戦にも関わらずリィズの存在感が強い。見るからにサークルクラッシャー。666中隊への拷問も、兄を見つけたいためだけに行っていたという狂気。その割に作戦の根拠となる情報の信ぴょう性を確認するなど、ことを起こした後も冷静さを見せる。
アイリスは、最後自分がシュヴァルツェスマーケンを貼られたって解釈でいいのかな。散々コメントでは治療できるだろって言われてたけど、そうじゃないよな。アネットは話数が進むごとに良くなっていった。周りには最初のアネットの態度で視聴を切った人もいた。


3.演出

思い出すだけで鳥肌が立つような場面が2箇所。
ひとつ目は5話。東側の力を見せつけるために海王星作戦に参加した666中隊が西側のピンチに駆けつける場面。渋っていたグレーテルが顔を上げて号令をかけるところから、要塞級にやられそうになったテオドールをアイリスがかばってからのリィズが要塞級の足を撃ちながら「お兄ちゃんいって!」から最後の光線級を倒すまで。この一連の流れでの人間・ロボットの作画が最高にかっこよかった。その中でもリィズだけ色々と怖いんだよ。シュタージ的な意味か、それとも兄への執着か。

もう一つは10話。テオドールがリィズを殺すシーン。コクピットを開くのは1話で妹と幻視したカティアを助けるシーンの再来でもあり、また兄を殺したアイリスディーナとの対比でもあった。これらを統合して、かつ革命のためにリィズを撃ったことで「テオドールがアイリスディーナの伴侶となる」物語の総括としたのではないだろうか。リィズの血で染まったコクピット内が息を呑むような綺麗さだった。ニコ動のコメントで指摘されていたけど、この回だけクレジットがテオドールとリィズから始まる。


4.その他

コクピット内の良作画が目立った。そしてグレーテルの優遇っぷり。小説版より出番が多いらしい。小説版でも最後生き残ってるんだろうか。グレ子かわいいよグレ子。
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by konnkounohoukou | 2016-04-03 22:38 | アニメ | Comments(0)