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東方紅輝心

2017年ゲームレビュー 23 

918分=15.3時間。レミリアと咲夜でハッピーエンドを見てトロフィーコンプまで。通常ルートの初回クリアは7時間弱。
PCとPS4で出た東方二次創作アクションRPG。ゲーム部分が遊びやすくて、グラフィックと音楽もハイレベル。スクショが捗る。


東方紅輝心


1.総評

レミリア(または咲夜)が巨大な怪物が出現する事件を解決する物語。テキスト自体が読みやすく、原作に寄せた軽妙な会話が印象的。天狗の新聞を使った伏線の張り方が丁寧で、各キャラクターの思考も分かりやすく納得感があった。最後のハッピーエンドにつながる流れはとても気持ちがいい。
全体的にギャグテイストは抑え気味で、レミリアは子供っぽさをあまり出さない。他の登場人物も基本的に物語中で自分の役割を努めようとしているのが分かる。と言っても別にシリアスな話でもなく気軽にプレイできる。ところでレミリア達は紅魔館がぶっ壊れる展開に慣れすぎではないですかね。

ゲームのプレイ感としては、まず難易度は低めに設定されている。普通に探索して装備を集め、ザコを倒してレベルを上げていけば詰まることはない。例え詰まったとしてもレベルを上げて再挑戦すれば問題なく突破できるだろう。ただし考えなしに殴り続けるだけでは勝てないボスがほとんどで、それなりに作戦も立てる必要がある。道中では、敵の殲滅に時間をかけるよりも自分よりレベルの低い敵は無視して進めたほうが早い。確かにレベルが高いとボス戦が楽なのだけど、低いステータスで試行錯誤するのもまた一興。

操作キャラはレベルアップで次々に新しいスキルを覚えていく。汎用的なスキルから使いづらく高威力のスキルまでバリエーションが豊富で、このために終盤までワクワク感を保つことができた。同時にセットできるのはスペルカードを含めて3つまで。自分の場合は最終的に飛び道具と無敵突進スキルの組み合わせになってしまったのだけど、スキルの選択は性格が出るね。

操作感については、キャラは思った通りに動いてくれるし、当たり判定も自キャラの攻撃範囲は大きく、敵の攻撃は見た目通りなのでストレスフリー。一つだけ難を挙げるなら、画面に向かって真横に移動するのが少し難しいくらい。ステージ中でプレイヤーを誘導する動線も親切でチェックポイントを見逃しづらい構造になっている。6時間ぶっ続けでゲームやったのも久しぶりだなあ。


2.ビジュアル

本当に同人ゲームなのかと疑うくらい、そのクオリティに終始圧倒される。自然物の描写が細かくて、特に水が流れる表現、その中でも滝の動きが素晴らしい。その他にも夜の玄武の沢で大きな蓮の花のようなものが光の帯を引きながら流れていくのがほんとうに綺麗で、もう幻想郷はここにあったのだと。スチルも描き込み具合がすごい。

マップの構成そのものも特筆すべきで、大抵のステージが巨大な一つの3Dマップとなっている。小さなマップが扉でつながっている構成の方が少数派。さらに処理落ちはほとんど無い。本当に一体何がどうなっているんだ……。PS4版だと常に元のPC版で言う最高画質設定になるらしい。

キャラクターのモデルも高品質で、香霖堂で霖之助に話しかけると持っている本を一々閉じるのとか、咲夜さんがおしとやかに走るのとか、みんな細かく動いてくれる。各キャラクターのモデルをアップで鑑賞する機能は無いんだろうか。そう言えば香霖堂の中の雑多な感じも力入ってるなあ。


3.音楽

全体的に壮大な感じのアレンジで、もちろんどれも高品質かつゲームの邪魔にはならない。ゲームを一周してすぐにサントラを欲するレベル。選曲は、旧作や音楽CDの曲をアレンジしたものが目立つ。フェアリー冒険譚を使った東方二次創作は初めて見たかもしれない。


4.攻略

ボスは無敵時間のあるスキルでゴリ押しするか、遠距離攻撃で時間をかけて削っていくのが基本。近接で戦うなら通常攻撃3連→無敵スキルが一番安定するんじゃないだろうか。ザコもボスも自機の通常攻撃に吸い付いてくるので戦いやすい。

射撃スキルでは咲夜の「ファンワイズスロー」が「当たる射撃」でとても強い。射撃は敵から離れるほど当てるのが難しくなるところ、ファンワイズスローは攻撃範囲が広くて便利。

咲夜の無敵突進スキル「ブラッディムーン」をボスの突進攻撃とすれ違うように合わせるとカッコいい。ゲームの完成度ゆえに色々な遊び方が考えられそうな作品だと思う。


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by konnkounohoukou | 2017-12-13 21:26 | ゲーム | Comments(0)