ひとおもい

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LilyワンドロSS 鈴音 恋をしよう!



―――― ある週末 ――――

鈴音「えっと……好きな人ができマシタ。」

円「えっ……えーーーー!」

巡瑠「鈴音ちゃん、本当に?!」

鈴音「う、うん。今度デートなんだ。お弁当とか……作っていったほうがいいのかな。」

円「絶対やめたほうがいい。」

巡瑠「ほ、ほら。外でしか食べられないものとか、色々あるじゃない?」

鈴音「そうかな。それもあり……だな。」

円&巡瑠「とにかく頑張って!応援してるから!」


―――― 週明け ――――

巡瑠「デートどうだった?」

鈴音「手は……つないだ。」

二人「「きゃー!」」

鈴音「また……会ってくれるって。」(テレテレ)

二人「「きゃー!」」


―――― 数日後 ――――

巡瑠「大丈夫?顔色が悪いよ?」

円「寝不足じゃない?」

鈴音「ああ、これ?昨日は彼氏が全然寝かせてくれなくてね。」

巡瑠「ええっ!それってどういうこと?」

円「すず……いくところまで行ったんだ。」

鈴音「いやいやいや、スマホのメッセージだよ。今度また一緒に遊びに行くから、その計画をね。」


―――― 2週間後 ――――

巡瑠「どうだった?どうだった?」

円「泊まりだったんでしょ?」

鈴音「……チューした」

巡瑠「きゃー!」

円「お、おー。」

巡瑠「それでそれで?」

円「そ……そこから先は?」

鈴音「…………言いたくない。」

二人「「きゃー!」」


―――― 1ヶ月後 ――――

巡瑠「鈴音ちゃん、どうしたの尋常じゃないくらいにやつれてる。」

円「どうしたの?また寝かせてくれないの?」

鈴音「どうってことない。」

円「それだけだと心配するよ。言ってよ。」

鈴音「ちょっと彼氏と喧嘩しちゃってね。ブルーなのよ。本当にそれだけだから。」

巡瑠「そう……ならいいけど。」

円「(大丈夫かな……。)」


―――― そのまた1ヶ月後 ――――

鈴音「パクパクもぐもぐ」(ブチィ)

円「お昼ごはんを食べながら……自分の髪を……ちぎってる……。」

巡瑠「鈴音ちゃんなんてことするの!私の能力でも髪は治せないんだよ!」

鈴音「ああ、触覚は閾値で遮断してるから痛くないよ。」

巡瑠「やめて鈴音ちゃん!血が出てる!」

鈴音「うん、そこが大事なところ。」

円「すず。……悪いんだけど、彼氏さんの年齢を教えてくれない?」

鈴音「あれ?言ってなかったっけ。35歳だよ。いつも仕事が終わった後に会ってくれる。落ち着いててカッコよくて、私を大事にしてくれるいい人なんだ。」

円「その人、結婚は?」

鈴音「多分してる。家に誘ってくれたことは一度もないけど、ファミリーマンションに住んでることは知ってるからね。」

円「……リリー能力を使って尾行したんでしょ。降格になるよ。」

鈴音「必要なことだったんだよ。」

巡瑠「り……鈴音ちゃん、それ不倫だよ。良くないよ。」

鈴音「うん。分かってる。というか、彼はこの関係を精算したがっているみたいなんだ。彼の事情で。」

円「じゃあ、最後に一つ。その髪、何に使うの?」

鈴音「これは彼の家の扉に貼るんだよ。最近は電話も取ってくれないしメッセージに既読もつかなくて、普通に渡しても受け取ってくれないだろうからね。彼にいつも私を感じていてほしいんだ。血が付いてるとなお良いだろうね。」

巡瑠「鈴音ちゃん、やめて。そんなことしないで。」

円「すず。ここから先は冗談で済まなくなるよ。」

鈴音「私は、絶対に、彼を手に入れてみせる。恋する乙女は『最強』なんだから。」

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by konnkounohoukou | 2017-12-29 21:27 | 二次創作 | Comments(0)